viはご存知でしょうか
便利なものでパソコンで検索すればすぐに出てくるのですが、答えをいうと「エディタ」です。
そもそもの出会いは昔、仕事をしていた時の環境がunixでそこに入っていたエディタがviでした(unixには標準でviが入ってる。windowsでいうメモ帳やノートパッドみたいなもの)。
実際に使ってたのはjvimというものでviよりもアンドゥが無限に効いたりviよりも少し高機能版を使っていました。
使ったことない方は???な感じだと思うので少し説明をしたいと思います。
まずviというエディタは入力モードと編集モードに分かれていて、入力するには[a]とか[i]を押して入力モードにしてからテキストを入力していきます。
例えば、
//test 20171202
aaa ccc ddd
あ!間違えた。aaaじゃない。bbbだ。aaaをbbbに打ち替えないと。
をしようとすると、上記のキー入力をそのままタイプすると
i//test 20171202 ←先頭の[i]で入力モードに切り替えて文字入力ができるようになる。
aaa ccc ddd
esc(Escキー):%s/aaa/bbb/ ←escキーを押すと編集モードに移行。s/でaaaをbbbに置換
これは一例で他にもいくつかやり方はありますが。
見ての通りwindowsなどのメモ帳やWORDとかと比べると、なんでこんな使いにくいエディタを使わにゃならんのだと思ってましたが使いだすと勝手がわかってきてとても便利に思うようになりました。
どう勝手がいいかというとそもそもunixはcuiなのでキーボードのみの操作でファイル全てを扱うことができますっていうかそれが前提であってマウスもついでに使うことができるって感じ。
なのでマウスを使わずにどうやるとテキスト編集が素早くできるかをunix設計者は考えたんでしょうね。カーソルの移動をキーボードで実現するには入力モードと編集モードに分ければキーボードをカーソル移動に使えるやん、って。
そしてこのエディタ、macにも標準で入っています。
「ターミナル」からvi aaa (aaaは編集したいファイル。新規に作るときは適当に。)
でviが立ち上がります。オススメはviよりもvim。
一度感触を確かめてはいかがでしょうか。