充電ドライバーを買ってみた ボッシュ バッテリードライバー IXO5
普段木工や修理関係のツールとしてインパクトドライバーを使用していたのですが、多少大きくてバッテリーもすぐ切れるようになっていました。
それでもバッテリーは標準で2つあったので一方を使用しているときにもう一方は充電とローテーションで動作時間は短いものの使えていました。
が、大きさゆえの重さもあり小型の電動ドライバーが欲しくて機会を伺っていたところ、値段も手頃なものを見つけました。
それがこちら。
ドライバーセットです。USBで充電できます。取り出してみました。
はい。こんな感じです。
インパクトドライバーと違い、叩きません。
ピストル型の片手に収まるサイズになっています。先端工具は差し替え式のビットで+、-、ヘキサ等、サイズ違いがラインナップされてご家庭で使うにはちょうどいい感じかと思います。
興味を持った方、まだ下のリンクはクリックしないでください。
これ、よさそうに思われますが、はっきり言って良くないです。
どこがダメかというと、
まず1つ目に、クラッチがついてない。
国産メーカーの殆どのちょっといい充電ドライバーにはクラッチって言って、一定の力が加わるとそれ以上締まらないような機能がついています。
わかりにくいかと思うので実例を上げてみましょう。
木材にネジを充電ドライバーで締めるとします。
クラッチ付きでないもので締めるとしましょう。
この場合、ドライバーはチカラMAXでネジを締めていきます。
木材が弱い場合、ネジを締め切ったところで木材が負けてしまい、ネジがドリルのように木材を削っていきネジ穴が抜けてしまいます(ネジ穴がバカになるっていいます)。
次に、ネジが弱い場合、木材にネジを締め切ったところで今度はネジの頭が負けてしまい、ドライバが刺さる部分を崩して(ナメて)しまいます。
これでは楽しようとして使った作業も余計に手間がかかって台無しです。
2つ目に、ビットが固定式でない。
固定式でないというのはどういうことかというと、マグネットでくっついているだけなのでひっぱったら抜けます。
これはドライバーとして使うときはさして問題ないです。簡単に取り外しができるので逆にすこぶる使い勝手がいいです。ネジを締めるときは押す方向に力を加え、引っ張りませんので。
問題なのはドリルビット(穴あけ)を使う場合です。
木に穴をあけたいときもあるでしょう。
ドリルビットをつけます。
穴をあけます。
あきました。
引き抜きます。
ビットが外れました。←ダメです。
ここでビット差込口が固定できるタイプだと普通に引っ張ってもドリルビットが抜けることは絶対にありません。
上記2点なんですがほんとに致命的なところなんです。
なので、今から言う付属品がかなり重要になってきます。
BOSCH(ボッシュ) バッテリードライバーIXO用トルクアダプター 2609256968
BOSCH(ボッシュ) バッテリードライバーIXO用ドリルアダプター(ドリルビット付き) DRILL
ボッシュもわかっているようでちゃんとオプションとして用意しています。
逆に言うと、不要な方もいるわけでこのようなラインナップになっているんでしょう。
というわけで、次回、オプション品を買ってみた。に続きます。