大人も遊ぶろぐ

いつでも全力で遊ぼうぜ

ゲームの進化と思い出話

今や、誰を対象に作ってんだ?と思うような大人もびっくりな価格設定の家庭用ゲーム機ですが、ファミコン(ツインファミコン)から始まり、スーパーファミコンゲームボーイプレイステーションセガサターンプレイステーション2、プレイステーションVITAと一部、間をかなりすっ飛ばした感はありますがこのようなゲーム歴を経てきました。

 

 

ファミコンスーパーファミコン時代が長く、任天堂一強(他社や任天堂からも鳴かず飛ばずの製品も色々出てましたが)で次世代機が出るだの、出ただのという時にはそりゃあ欲しくて欲しくてたまりませんでした。実際は子供に買える金額のおもちゃではなかったので見てるだけ〜でした。

 

この中でファミコンからスーパーファミコンに時代が移る時のお話を少しばかり。

当然子供でしたので実際に出たてを買える経済力は持ち合わせておらず、クリスマスか誕生日プレゼントとして買ってもらうしか術がなかった訳です。

 

雑誌に次世代機はコレだ!的な記事(スーパーファミコンのこと)にコントローラーはこんななのかだの、よくわからないスペックが書いてあるのを当時は見開き1ページをそれこそ何回も読んだのを覚えています。

 

時は過ぎ、ようやく買ってもらえそうなどっちかの日にスーパーファミコンを買ってもらい、その時に合わせて買ったのがF-ZERO(エフゼロ)というソフトでした。

ご存知ない方に説明すると、上後方から見下ろす形で自機を操作する近未来の擬似3Dレースゲームっていうところでしょうか。近未来というのは説明書にもそうあったのですが、自分が操る車体にはタイヤがなく浮いた状態で、タイトルにもあるF-ZERO(ゼロ)というのもF1のもう一個上のグレードのカーレースっていう設定だそうです。

かと言ってF1の一個上と謳っているにもかかわらずF1とは見た目もかけ離れていてジャンプ台はあるわ、コースは途中で千切れてるわ、ライフっぽいのがあって壁にぶつかるとゲージが減ってってなくなると爆発、ホームストレートに回復する場所があったりと斬新カーレースでした。

 

そんなのもありその時受けたファミコンからスーパーファミコンのスペックの差にまあ、驚いたことったらありゃしません。

独特の操作感もあるかもしれませんが、絵の綺麗さが物を言っていたんでしょうか、操作していると体も動くんです。右に曲がりたい時に体も一緒に右に動くみたいな。

 

多分、プレイステーションのVRがそんな感じなんでしょうけど、少なくてもあの頃の体も動いた操作感は、プレイステーションセガサターンプレイステーション2の遷移時期には感じることはありませんでした。

 

今時の現役の少年少女はこんな体験をできるのか、そのことを思い出して少し得したような気分な今日この頃です。