車がキュッキュいうようになったのでどこが原因か調査してみた。その1
今日は車のお話です。
5、6年以上前からなんですがどうも右前方から異音がなるようになりました。
段差を乗り越えたりするとキュキュキュ。あっちの段差でキュキュキュ。こっちの段差でキュキュキュ。
これ、すごく気になります。
当初、ディーラーにそのことを伝え、調査してもらえると思ってたら、
「はあ、そうですかぁ。異音系は特定が難しいですからねえ。」で終わり。
おい、って思いながらこのまま入庫しても無駄になりそうだと悟り、そのままほっておいたのですがいい加減もう我慢の限界にきたので自分で原因を探ることにしました。
音源は運転席から見て右前が発生源なご様子。
ただ、右前ってだけでここから正確な場所を突き止めなければいけない。
まずは大きく分けて、内装と外装のどちらかの特定。
6年近く放置していただけあり改めて言う必要もないのですが、最近までこれすらできませんでした。
中から聞こえるような気もするし外側のような気もする。
車が揺れる時に擦れる箇所なんて外よりも室内の方が多いんです。多分。
なーるほど。自分でやってみてディーラーの人が特定は難しいと言っていたのがようやくわかった。これは予想より難しいかもしれない。
一通り走りながらいろんなところの内バリを抑えてながら音が出なくなるか確認してたけど変化なし。
次は外装。と言ったものの内バリと違い走りながら押さえることはできないので、
怪しい点を何箇所かリストアップ。
- フェンダー(タイヤの上の外装)
- ボディーの溶接ハズレ
- サスペンション(緩衝装置)
の3候補。
2番目だとお手上げなんで他の2点からみていきました。
フェンダーなんですが、当車は純正品ではなく樹脂製のものに交換してありますので取り付けのボルトの緩みの点検から見ました。結果は問題なし。
次に、サスペンション(下の写真)を見ていきました。
ジャッキで上げてタイヤを外して見ましたが特によくわかりません。
流石にみるだけで気づけるとは思ってないし、次のステップへ。
ダメ元でブレーキディスク(上の写真参照)を持って上下に揺すってみると、出ました。
同じ異音がする!やったー!! まてまて。喜ぶのはまだ早い。
音の出所が少し絞れただけだ。落ち着け。ここから詰めの作業だ。
気を取り直して解析続きだ。
上か下。どっちかっていうとスプリングの上側から聞こえる。そこら辺で劣化要因だとすればアッパーマウントとスプリングの間にあるダストブーツ(ジャバラの部品)に繋がるラバーパーツが怪しい。金属部品と比べるとラバー素材の方が劣化しやすい。
ってことで怪しいと踏んだ部品はこのパーツに仮決定。
さて、後はサスペンションを車体から外してサスを分解してダストブーツの交換という手順。
なんだけど、スプリングが効いてるのでそのままでは外せない。
治具も必要になる。とりあえずここまで絞れ込めたので、別件でディーラーに用事があったので必要そうなパーツの見積もりをお願いしたところ、「具体的に必要なパーツが他にもあるかもしれませんので一度見てみましょうか」と、以前と違うお返事が。人が違えば答えも違うようで見てもらうことにしました。
続く。