走行中にナビ操作をできるようにしてみる
車屋さんの純正ナビゲーションシステムは全て走行中は映像鑑賞、目的地設定等ができないようになっています。
それを操作できるようにしましょうというのが今回の趣旨になります。
さて、ナビゲーションシステムを選択する場合、社外ナビと純正ナビのメリット・デメリットを天秤にかけメリットの多い方を選択すると思います。
今回は純正ナビゲーションシステムの方にメリットが多くありましたのでこちらを選択しました。
また、デメリット分である今回の表題について自分で解決できるので紹介します。
■ナビの設定を調べる
どうやって走行状態を把握しているか。また、それをキャンセルする信号は何を拾っているのか。
当方の純正ナビではパーキングブレーキのON-OFF信号を拾って走行中の操作、映像鑑賞の可否をスイッチしています。
ここを殺せばいいことになります。
上記について調べる方法は簡単です。
「乗っている車 純正ナビ」で検索すると出てきます。
■それを解決する方法
上記で調べた結果、パーキングブレーキの信号を強制的にHighかLowにすることによってキャンセルできることがわかりました。今回はLowに落とせばよいので、ここの信号線をマイナス側(アース)に短絡させると目的が達成できることとなります。
方法はわかりました。
■それを実行する手段を選択する
おすすめは専用のパーツを購入するのが手っ取り早いです。
「乗っている車 純正ナビ ナビの型番」これで検索すると、TV解除とかでてきますのでクリックするだけでそのパーツを購入することができます。
コネクタを挟んで目的の信号線をアースに落とせるように配線を伸ばしてくれていますのでそれを車体につなぐだけです。
■実際に作業するイメージを組み立てる
次に実際に作業するにはナビの配線までたどり着く必要があります。
具体的にはナビ周りのフロントパネルを剥がす作業です。
マイナスドライバーでも代用できますが専用のパーツを買ってください。
無駄にパネルが傷つくのが防ぐことができます。
エーモン パネルはがし 黄色樹脂製・2本組 全長約150mm・幅約15mm 厚さ5mm 1498
そして自分の車はどこを外せばいいかを調べる必要があります。
ここで調べました。
クルマ別製品取付け情報 | アルパイン | ALPINE Japan
■作業をする
情報と道具と部品は揃いました。
いよいよ作業です。
使う道具は、
- パネルはがし
- +ドライバー
以上2点。
まず、ナビを外すためのパネルを外していきます。
パネルはがしが大活躍。コツを掴めば破壊せずにできるようになります。
そしてナビを固定しているボルトを外して、ナビの裏面へアクセスできるようにします。
ようやく写真が出てきました。
購入した部品に同封されている説明書を確認し該当するコネクタを外して部品をつけます。
引き出したパーキングブレーキの信号配線をボディアースに落とすだけです。
金属部がむき出しになっているところならばどこでも構いません。当方はナビの筐体につけました。
これでもとに戻します。
ここで注意点を一つ。
もとに戻す前に軽く走行テストをしておきます。
所望の動作をしているか確認してから本戻し。外したナビ固定ボルトを締め直してパネルを再びはめていきます。
自分ですると部品代だけで済みますが、業者にお願いすると工賃がかかります。
プロの作業工賃と自分の工数+失敗するかもしれないリスクを天秤にかけて検討してみてはいかがでしょうか。